こんにちは!【食べて、遊んで、旅をして】のRinです。
本記事では、安達裕哉著の『頭のいい人が話す前に考えていること』を要約しています。
✅ 頭のいい人の考え方が知りたい
✅ 頭のいい人のコミュニケーション術が知りたい
このような方におすすめの内容ですので、ぜひ最後までご覧ください◎
【本要約】頭のいい人が話す前に考えていること
本書は2部構成になっています。
第1部がマインド編で、7つの黄金法則を解説しています。
第2部がハウツー編で、5つの思考法を解説しています。
そこで本記事では、これらの内容をギュッとまとめて、ポイントを2点に絞ってご紹介します!
私になりに重要だと思った点をご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください:-)
①コミュニケーションを通じて信頼を勝ち取る
本書ではダメダメコンサルタントだった著者が、経営者たちに信頼される頭のいいコンサルタントに成長する様子が描かれています。
著者が「頭のいいコンサルタント」になるために必要だったのは、相手のことを考える力でした。
普通の人と頭のいい人が話す前に何を考えているか、まとめました。
普通の人
・自分の欲求を考える
例:相手が話しているとき、
「次に自分が何を話すか」考えている。
・賢いふりをする
例:判断が難しい話題になったときに
「議論を重ねる必要がありそうですね」
「少し検討してみます」など
中身のない発言をする。
・自分のために考える
例:営業のノルマ達成のため、
お客さんに商品を売ろうと必死。
頭のいい人
・相手の欲求を考える。
例:相手が話しているとき、
「相手が本当に伝えたいことは何か」考える。
・賢い振る舞いをする
例:難しい議題の会議で沈黙が流れてしまった時に、トンチンカンな意見であっても、発言する。(保身のための中身のない発言をしない。)それを機に会議が進む可能性がある。
・相手のために考える
例:お客さんの要求を満たすために、
手伝えることを考える。
このように、頭のいい人は「話す前に相手のために考える」という行動を本気で行っているのです。
自分のために本気で考えてくれる人を前にした時、
自然と「この人は信頼できる」「またこの人に相談したい」と思ってもらえるようになり、
それが次の仕事やビジネスにつながります。
そして、「この人は仕事ができる」「頭のいい人だ」と感じてもらえるようになるのです。
頭のいい人はこのような行動を本気で行なっているという点が重要です。
このような話を聞けば誰でも、「それはそうだ」と考えるでしょうが、
どれだけの人が行動に移し、習慣に落とし込むことができるでしょうか??
実際に行動に移すのは大変難しいことですが、
少しずつ頭のいい人に近づくためにも、ぜひ取り組んでみてください😇
※私はこれを行動に移すために、自分のGoogleカレンダーの予定に「相手の求めていることを考えて行動する」とメモしています(笑)
カレンダーの予定は毎日見るので、「相手の求めていることを考えて行動する」という点を意識して1日を過ごすことができます。
おすすめの方法なので、ぜひ活用してみてください😆
②知識を人にために使えているか?
次に、本書で私が一番感動したフレーズをご紹介します。
知識は誰かのために使って初めて知性となる
『頭のいい人が話す前に考えていること』106p
これだけでは少しわかりにくいので、例を挙げて解説します。
みなさん、これまでに積み上げてきたいろんな知識をお持ちですよね。
その知識はどのように使っていますか?
会話の中で無理やりにでも自分の知識をひけらかすような使い方、は頭のいい人の使い方ではありません。
しかし、相手が困っている時、悩んでいる時などに、自分の知識を使って相手のお困りごとを解決する一助になれた時、その知識は知性になります。
例えば、本書では「コーヒーに詳しい男性」が登場します。
カフェで恋人と会話している最中に、「カフェラテとカフェオレの違いって知ってる?カフェラテとカフェオレはコーヒーの入っている割合が違ってね…」と話すのは、知的な話し方ではありません。
しかし、もし恋人が「カフェインを抑えたい」という話をした後に「なら、カフェオレよりカフェラテの方がいいかも。カフェラテの方がカフェインが少ないらしいから。」とサラッとアドバイスしてくれたらとても素敵ですよね。
相手のために知識を使うと、知的な印象を持たれます。
知識を知性として使うためにも、みなさんもご自身の知識を誰かのために使ってあげてください:-)
最後に
本記事で紹介しているのは、『頭のいい人が話す前に考えていること』の1割程度に過ぎません。
本記事を読んで面白そう!と思われた方は、ぜひ本書を手にとって読んでみてください😇
コメント