【ベトナム】長期・有給インターンシップに参加した話【大学生】

Study Abroad|留学

こんにちは!【食べて、遊んで、旅をして】のRinです。

長期海外インターンシップ」と聞くと、
「意識高い系が参加するイメージ」「自分にはできない」と身構えてしまう方もいるかもしれません。

しかし、近年ベトナムでインターンシップを行う学生の数は増えており、実際に私も1年間ベトナムでインターン生として就業体験をしました❗️

そこで今回は、

✅ そもそもベトナムってどんな国

なぜベトナムでインターンシップ?

✅ インターンシップの期間や条件、業務内容は?

✅ インターンのお給料だけで生活ができる

このような内容を解説します。

1番最後に、私が参加したインターンシップの募集要項を載せています 👍

長期海外インターンシップに参加するかどうか、悩んでいる人の参考になれば嬉しいです ♡

1. そもそもベトナムってどんな国?

そもそも『ベトナムがどんな国か』概要を説明します。

日本からの距離や地理、気候について

ベトナムはこのような形をしており、首都が『ハノイ』第2の都市が『ホーチミン』です。
旧王都の『フエ』も有名です。

ハノイは東京、ホーチミンは大阪、フエは京都、のようなイメージです。

日本からベトナムまでの距離は3600km程度。

東京からベトナムまで飛行機で6時間くらいかかります。

日本との時差は2時間です。(日本時間 – 2時間 = ベトナム時間)

気候は地域によって大きく異なります。

【北部: ハノイなど】亜熱帯性気候で、四季があります。最北部は雪が降ることも。

【中部: フエなど】8~1月は雨季。8~9月は特に猛暑で、台風が上陸することもある。

【南部: ホーチミンなど】平均気温は約27℃で、まさに常夏。5~10月は雨季、11~12月は乾季。

ベトナム料理やインフラについて

Com Tam(コムタム)
Pho(フォー)

ベトナム料理といえば、フォー(米粉でできたうどん的な麺料理)ですよね 🍲❤️

その他にもコムタム(ご飯の上にお肉や卵を乗せたもの)や揚げ春巻き生春巻きなどがあります。

辛そうなイメージがあるかもしれませんが、あまり辛い料理はありません。

ナンプラー(魚醤)や香草を使った料理が多いです。

ベトナムコーヒービアホイ(世界一安いビール)など、飲み物もとても有名です。

インフラの整備具合は、地域によって差が大きいです

ハノイやホーチミンは高速道路や大きな橋などがあり、電車も建設中です。
大きなスーパーや、外資系ショッピングセンター、日本のイオンモールコンビニなどもあります。

インターネット環境や電気はやや不安定で、都会でも時々停電することがあります。
水道が止まることはほとんどないですが、水道水は飲めません。
コンビニやスーパーで飲料水を買う必要があります。((とても安いです))

田舎へ行くと、道路が整備されていなかったり、停電や断水が頻発するところもあります。
ネット環境も多くはないようで、ネット環境のある家に近所の人がタブレットを持って集まっている光景を見たことがあります。

交通手段は地域を問わず、バイクがメインです。
排気ガスが多いので、厚手の布マスクが必須です。

ベトナム名物:バイクの大渋滞(ハノイ)

田舎の民家

自然・歴史・文化遺産がたくさん

ベトナムには多くの観光地や世界遺産があります。

大自然、歴史的建造物、文化遺産、戦争博物館など、ジャンルもさまざま。

どの地域に滞在しても、魅力的な遊び場があるのは魅力的です。

写真は、ハノイ市街にある『ハノイ大聖堂』と、

ハノイから車で1~2時間の距離にある『世界遺産 ハロン湾』です。

ハノイやホーチミンには夜市(ナイトマーケット)などもあります。

ハノイ大聖堂
ハロン湾

2. なぜベトナムでインターンシップ?

次に「なぜ近年ベトナムでのインターンシップが人気なのか」を解説します。

経済発展が著しく、ビジネスチャンスが多い

ベトナムは「社会主義国」であるため、1990年代までは経済発展のスピードがゆるやかでした。

しかし、1990年代後半から「ドイ・モイ政策(市場開放)」の効果が現れはじめました。

また、平均年齢が低く若年層の人口が多いため、働き手に不足することがありません。

このような要因から近年GDP成長率が高く、多くの外国企業がベトナムに進出しています。

サムスン(韓国IT企業)をはじめとする IT産業も盛んになってきており、
多くのIT企業がベトナムに開発拠点をおいています。

このように、まさに経済急発展中のベトナムには発掘されていなビジネスチャンスが数多くあります。

インターンシップで人脈を作り、のちの起業につなげることも不可能ではありません :))

タイや中国ほど日本人が多くない

国別在留邦人数
国名/ 地域名在留邦人(人)
タイ72,754
中国124,162
韓国39,778
シンガポール36,423
ベトナム17,266
マレーシア24,411
フィリピン16,570
「海外在留邦人数調査統計(平成30年要約版)」参照

親日国として知られているベトナムですが、タイや中国などと比べると日本人が少ないです。

原因はインフラが整備が遅れていることや、言葉の壁などが考えられます。

しかし「なるほど、それは不便そうだ」ではなく、
「これはチャンスだ❗️」と捉えることもできます。

ベトナムでインターンシップをしている大学生」というだけでレア感が出ます。
ベトナムにいる社会人の方や就活等で、興味を持ってもらえる可能性大です。

また、ハノイやホーチミンでは『OO県人会』や『日本人サークル』がたくさん開かれています。
そのような場には、日本ではつながることの出来ないような立場の方もいます。

ベトナムでの長期インターンシップは、人脈作りにも最適な選択だといえます。

3. インターンシップの期間や条件、業務内容は?

次に、私が参加したインターンシップについて説明します。

期間や条件

期間や条件はざっくりこんな感じです。

期間:6ヶ月(2018年9月~2019年3月)

休日:日曜日、隔週土曜日、ベトナムの休日

場所:ハノイ市バーディン地区
  (最初の1ヶ月はホーチミン市タンビン地区で研修)

手当:月500USD(ベトナムドンで支払われます)
   通勤費

渡航にかかる費用、ビザ代金、海外保険などは手当に含まれませんでした。

また、私のインターン期間がたまたま社員旅行のシーズンだったので、
社員旅行にも参加させていただきました 🙌

業務内容

私が参加したのは「人材紹介会社」のインターンシップでした。

人材紹介会社とは、「働き手が欲しい会社」と「就職先が欲しい求職者」をマッチングさせる人です。

真ん中の「マッチングさせる人」のイメージ

わたしは「営業補助」としてインターンを行いました。

メインの業務は、

・営業の電話(基本日本語、時々英語)
・営業の訪問(基本日本語、時々英語)
・社員さんの営業に連れて行ってもらう
・事務的な業務

などです。

この他、この会社では「マーケティング補助」のインターン生も募集していました。

1日のスケジュール

1日のスケジュールこのような感じです。

6:30 起床

最寄りのケバブ屋さん

7:00 出店でご飯を買い、食べ歩き通勤

8:00 始業時間

8:00 ~ 12:00 事務所の中でお仕事(電話や事務作業など)

12:00 ~ 13:00 お昼休み(近所のご飯やさんへ)

13:00~15:00 社員さんの営業に連れて行ってもらう

15:00~17:00 1人で訪問営業に行く

17:00 就業時間

17:30 帰宅

18:00 家を出て友人の家へ行く

19:00 ~ 20:00 友人と遊ぶ

20:30 友人と晩ごはん

1回だけカエル鍋を食べました。
おいしかったです!

21:30 2度目の帰宅

23:00 就寝

大体こんな感じでした。

ベトナム人は残業しません。定時ぴったりにみんな一斉に帰ります。最高ですね❗️

わたしも残業をしていると、むしろ上司に早く帰るように促されていました。

4. インターンのお給料だけで生活ができる?

結論:月500USDなら、なんとか出来ます❗️

といっても心配だと思うので、リアルなインターン生のお財布事情を詳しくお教えします。

家賃や食費、交通費など、生活費について

まず、1ヶ月最低限の生活費はこんな感じです。

家賃: 5,350,000 vnd(≒ 24,300円)
光熱費: 450,000 vnd(≒ 2,043円)
食費: 4,000,000 vnd(≒ 18,200円)

合計:9,800,000 vnd(≒44,510円)

家賃の占める割合が大きいですが、これは安い方だと思います。
部屋はワンルームで、部屋のクリーニング&洗濯サービス付き。ネットは無料です。

食費は完全にローカルにすれば、もっと抑えられます。
わたしは時々日本スーパーでお弁当を買ったりしていました。日本食は割高です。

余ったお金は 旅行したり、趣味に投じたり、ビザ更新料に充てたりしました。

わたしは旅行が好きなので、渡航前に貯金しておいたお金もいくらか使いました。

ベトナム滞在全体でかかる費用について

6ヶ月間の生活費 + ビザ料金 と 6ヶ月分のお給料 を算出してみました。

ビザ取得 & 更新料:7,706,274 vnd(≒ 35,000円)

6ヶ月の生活費:58,800,000 vnd(≒ 267055円)

費用の合計:66,506,274 vnd

6ヶ月分のお給料:69,084,990 vnd(≒ 3000USD)

この計算だと、2,758,716 vnd(≒ 12,529円)余ります

食費をもう少し抑えられたら、国内遠方旅行も余裕です❗️

5. ベトナムで長期・有給インターンシップに参加しよう!

この記事のまとめ

本記事では、

✅ そもそもベトナムってどんな国

なぜベトナムでインターンシップ?

✅ インターンシップの期間や条件、業務内容は?

✅ インターンのお給料だけで生活ができる

このような疑問を解決できるような内容にしています。

最後に、募集要項を貼り付けておきます。
興味にある方は『お問い合わせ』からご連絡ください。

私が参加したインターンシップの募集要項

勤務地:ハノイ / ホーチミン

勤務日 / 勤務時間:月〜金:8時〜17時(休憩 1時間)、隔週 土 8時〜12時

休日:日曜日 / ベトナムの祝日

業務内容:営業補助、マーケティング業務補助
*初めの3ヶ月に基本業務を行っていただき、3ヶ月以降は能力に応じて応用業務を行っていただく予定です。

インターンシップ期間:原則として6ヶ月以上
*営業補助の業務だけでなく様々なプログラムを体験することができます。
*3ヶ月以上から応相談

受け入れ時期:いつでも受け入れ可能。

報酬、手当など:月500USD(家賃補助含む)通勤費は会社負担。
*渡航にかかる費用・滞在ビザは本人負担
*6ヶ月未満は、3ヶ月以上から家賃補助等 相談致します。

応募条件:大学生・大学院生

必要スキル:日本語ネイティブ。
英語・ベトナム語不問、性別不問。
健康的な方。マイクロソフトオフィスなどの基本的なPCスキル。

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